新型iPad miniは11万9,800円から。前のモデル(整備済製品)とiPad Air、どれを買う?違いと選び方
新型iPad mini(A20 Pro)は有機EL・防水防じんに対応した一方、Wi-Fi 128GBで11万9,800円からと値上がりしました。前のモデル(A17 Pro)の整備済製品、1万円差のiPad Airと比べて、違いと選び方を整理します。
Appleが新しいiPad mini(A20 Pro)を発表しました。画面が有機ELになり、防水防じんにも対応した大きな進化ですが、価格はWi-Fiモデルの128GBで11万9,800円から。前のモデルが発売されたときの7万8,800円と比べると、かなり高くなりました。
しかも、Appleのオンラインストアでは、前のモデル(A17 Pro)の新品はもう売られていません。「新型を買うか、安く手に入る前のモデルにするか、いっそ画面の大きいiPad Airにするか」。**予約は10月29日から、発売は11月6日(金)**です。迷っている人に向けて、違いと選び方を整理します。
この記事のポイント
- 結論:防水・軽さ・きれいな画面に価値を感じるなら新型。小さいiPadを安く手に入れたいなら、Appleの整備済製品の前のモデル(8万4,800円から)が有力
- 新型と前のモデルの大きな違いは「有機ELの画面」「IP67の防水防じん」「38g軽く、0.9mm薄い」の3つ。Apple Pencilは同じものが使える
- 新型iPad miniと11インチのiPad Airの差は1万円。小ささが要らないなら、画面の大きいAirも候補になる
結論:こんな人はこれ
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| お風呂やキッチン、外でも気にせず使いたい | 新型iPad mini(防水防じんはこのモデルだけ) |
| 電子書籍やマンガを、軽い端末できれいな画面で読みたい | 新型iPad mini |
| 小さいiPadが欲しいが、予算は10万円以下 | 整備済製品の前のモデル(A17 Pro) |
| 持ち歩きにこだわらない。動画や作業は大きい画面がいい | iPad Air(11インチ)。新型miniとの差は1万円 |
| とにかく安く、iPadを1台持ちたい | iPad(A16)。7万4,800円から(画面は11インチ) |
新型と前のモデル、3つの大きな違い
1. 画面が有機ELに
新型は、iPhoneと同じ種類の有機EL(Super Retina XDR)になりました。画面のサイズは8.3インチから8.5インチへ。本体の大きさはほぼそのままで、画面のまわりの枠が細くなっています。
Appleによると、明るさのピークは前のモデルの2倍以上で、黒がしっかり沈むのが有機ELの特長です。一方、Appleの技術仕様には、画面のなめらかな動き(ProMotion、120Hz)の記載はありません。動きのなめらかさを重視する人は、発売後にお店で確かめるのがおすすめです。
2. 防水防じん(IP67)に対応
新型はIP67等級の防水防じんに対応しました(Appleの仕様では、最大水深1メートルで最大30分間)。前のモデルやiPad Airの技術仕様には、防水防じんの記載がありません。
お風呂で動画を見る、キッチンでレシピを見る、雨の日に外で使う、といった使い方をする人には大きな違いです。ただし、防水は「水に強い」という意味で、水につけて使うためのものではありません。
3. 軽く、薄くなった
| 新型(A20 Pro) | 前のモデル(A17 Pro) | |
|---|---|---|
| 重さ(Wi-Fi) | 255g | 293g |
| 厚さ | 5.4mm | 6.3mm |
38gの差は、片手で長く持って読書をする人には、はっきりわかる違いです。
変わらないところ
- Apple Pencil:どちらもApple Pencil ProとApple Pencil(USB-C)に対応。今使っているペンをそのまま使える
- Touch ID(指紋認証):どちらも上のボタンに付いている
- バッテリー:どちらもWi-Fiでのビデオ再生などで最大10時間(Appleの公表値)
- 容量:どちらも128GB・256GB・512GB
3つの候補を比べる
Appleの公式サイトで確認した、いちばん安い構成どうしの比較です。
| 新型iPad mini(A20 Pro) | 前のiPad mini(A17 Pro・整備済製品) | iPad Air 11インチ(M4) | |
|---|---|---|---|
| 価格(Wi-Fi・128GB) | 119,800円 | 84,800円 | 129,800円 |
| 画面 | 8.5インチ・有機EL | 8.3インチ・液晶 | 11インチ・液晶 |
| 重さ(Wi-Fi) | 255g | 293g | 464g |
| 厚さ | 5.4mm | 6.3mm | 6.1mm |
| 防水防じん | IP67 | 記載なし | 記載なし |
| チップ | A20 Pro | A17 Pro | M4 |
| 買える場所 | Apple・家電量販店など(11月6日発売) | Appleの整備済製品(在庫があるときだけ) | Apple・家電量販店など |
※ 2026年10月29日時点・税込。Appleの公式サイトで確認した価格です。
新型iPad miniの価格(容量ごと)
| 容量 | Wi-Fi | Wi-Fi + Cellular |
|---|---|---|
| 128GB | 119,800円 | 144,800円 |
| 256GB | 136,800円 | 161,800円 |
| 512GB | 171,800円 | 196,800円 |
※ 2026年10月29日時点・税込(Apple公式サイト)。映り込みを抑えるNano-textureガラスは256GBと512GBで選べ、それぞれ1万7,000円高くなります。
前のモデルを買うなら「整備済製品」を確認
前のモデル(A17 Pro)は、Appleのオンラインストアの新品の売り場からはなくなりました。今、Appleから買えるのは「Apple認定整備済製品」です。2026年10月29日時点では、Wi-Fiモデルの128GBが8万4,800円、256GBが9万8,800円、512GBが12万8,800円で出ています。
Appleによると、整備済製品には次の特徴があります。
- 1年間の保証が付く(新品と同じ)
- iPadなどは新しいバッテリーと外装になっている
- AppleCareに入って保証を延ばすこともできる
- 返品は無料
整備済製品は在庫があるときだけ買えるもので、色や容量は日によって変わります。家電量販店などに新品の在庫が残っていることもありますが、値段はお店によって違います。
なお、前のモデルの価格は、発売時(2024年10月)の7万8,800円から、2026年6月の国内の価格改定で9万9,800円になっていたと報じられています。新型は、その最後の価格と比べても2万円高い計算です。
タイプ別のおすすめ
| タイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 電子書籍・マンガをよく読む | 新型iPad mini | 軽さ(255g)と有機ELの見やすさが効く |
| お風呂・キッチンで使う | 新型iPad mini | 防水防じんはこのモデルだけ |
| 手帳・メモにApple Pencilを使う | どちらのminiでも | ペンの対応は同じ。予算で選んでよい |
| 子どもや家族用・2台目 | 前のモデル(整備済製品) | 3万5,000円安く、保証も1年付く |
| 動画・ゲーム・仕事の作業が中心 | iPad Air(11インチ) | 画面が大きく、チップもM4。新型miniとの差は1万円 |
よくある質問
前のモデルを持っています。買い替えるべき?
防水防じんや有機ELが必要な使い方でなければ、急いで買い替える必要はありません。前のモデルもApple Pencil Proに対応していて、今の使い方で困っていなければ、そのまま使い続けて大丈夫です。
予約しないと発売日に届かない?
人気の製品は、発売日が近づくとお届け予定が遅くなることがあります。発売日に欲しい人は、早めに予約しておくと安心です。Appleのオンラインストアで買った製品は、受け取ってから14日以内なら返品を申し込めます。
Wi-Fi + Cellularモデルは必要?
外でもスマホのテザリング(スマホの電波を分けて使う機能)なしで通信したい人向けです。差額は2万5,000円で、別に通信の契約(eSIM)も必要になります。家と職場のWi-Fiで使うならWi-Fiモデルで十分です。
このブログの考え方
iPad miniの良さは、「片手で持てる小ささ」と「手ごろさ」のあいだにありました。新型は、有機ELや防水で前者を大きく伸ばした一方、価格は11万9,800円からと、手ごろとは言いにくくなりました。
だからこそ、**「新しい機能が自分の使い方に効くか」**で選ぶのがいちばんだと思います。お風呂で使う、毎日長く読書をする、という人には、値上がり分の価値があります。そうでなければ、整備済製品の前のモデルは、今でも十分に頼れる選択肢です。
同じ時期に発表されたMacBook ProやiMacの価格は、「Appleの『Pro and Tell』で発表されたもの」でまとめています。
まとめ
- 新型iPad mini(A20 Pro)は、Wi-Fiモデル128GBで11万9,800円から。予約は10月29日から、発売は11月6日(金)
- 前のモデルとの大きな違いは、有機ELの画面、IP67の防水防じん、38g軽く0.9mm薄い本体の3つ。Apple Pencilは同じものが使える
- 前のモデルの新品はAppleのストアからなくなり、整備済製品が8万4,800円から(在庫があるときだけ)
- 小ささにこだわらないなら、1万円の差で画面の大きいiPad Air(11インチ)も候補
参考資料
- Apple、iPad miniに史上最大のアップデートを導入(Apple ニュースルーム、2026年10月26日)
- iPad mini - 技術仕様(Apple)
- iPad mini (A17 Pro) - 技術仕様(Apple サポート)
- iPad Air - 技術仕様(Apple)
- iPad miniを購入(Apple Store)
- 整備済製品 iPad mini(Apple Store)
- Apple認定整備済製品について(Apple Store)
- 「iPad mini(A20 Pro)」は11万9800円~、Airとの差は1万円に。前機種から進化した3つのポイント(Business Insider Japan、2026年10月27日)
※ 記事の内容は、2026年10月29日時点の情報をもとにしています。価格や整備済製品の在庫は変わることがあるので、買う前にAppleの公式サイトで確認してください。



